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こんにちわ、みなさん、気象予報犬ホタルです。
これからこのお天気のコラムを担当する事になりました、よろしく。
写真の通り見かけは犬ですが、気持ちは人間と同じです。ゴールデンの女の子で7歳になったところです。娘盛りは通り越していますが。
写真のもう一人が私の夫のマーク君です。性格も素直でとってもいい子ですが、ゴールデンにしては泳ぎが下手で、一度は川で溺れそうになり、私が助けたことがありました。みんな、うそだと思うでしょ、本当なのです。
たまたまマークが木の棒を咥えて泳いでいた時に溺れそうになったのでホタルがその棒の端を咥えて岸までひっぱったのです。

少し自己紹介をしますね。生まれたのは石川県の輪島です。
お母さんの名前は「たま」と言います。私が生まれた家は森の中にあり、裏にきれいな小川が流れて、夏にはいっぱい蛍が飛んできます。それでお父さんが私の名前をホタルにしたそうです。「北の国から」来たのではありません。
実家では漆の食器や家具を作っています、とっても素敵なものでホタルも大好きです。お父さんのお店でも売っているのでよろしくね。もっとたくさん実家に帰って、みんなにも会いたいのに遠くてなかなか行けません。
でも、一度は一人で飛行機に乗って帰ったことがあります。すごいでしょ、羽田までわんわんタクシーの人に送ってもらい、小松に迎えに来てもらったの。
去年からは実家のすぐ近くに能登空港が出来たのでもっと便利になりました。
最近はワンちゃんにもマイレージが付くの知ってますか。

山の中をお母さんと一緒に一日中走り回っていると、とっても楽しいです。蛇や狸や色々な仲間がいますが、ホタルは平気です。ホタルの鼻の頭は日焼けで真っ黒になります。犬も日焼けをするのです。
最近はオゾンホールのことが話題になりますね、太陽からの有害な紫外線をカットしてくれる役目のオゾン層が破壊されているのです。
そう、こんなお天気や気象の話をこれからホタルがやることになりました。
何で、ホタルが気象予報犬、かって?
大好きなお父さんが本当の気象予報士でいつも散歩のときに空を見ながらお天気の話をしてくれるのでいろいろな事が分かってきました。

何故、天気は一日一日変わるんだろう、風が吹いたり雨が降ったり。
毎年、大雨で河が氾濫したり、土砂崩れで何人もの人が死んだり怪我をしたりします。台風や大雨は来て欲しくないですよね。
でもそんな低気圧(台風も低気圧の一つの種類です)も地球にとっては無くてはならないものなのです。太陽からもらう熱は緯度の低い地方(赤道付近)をどんどんと暖め、熱の届きにくい緯度の高い地方はどんどんと冷たくなって、生物が住める状態ではなくなってしまいます。そんなことにならないように風が吹いたりして、空気をかき回しているのです。
空気が動いたりすると水蒸気が雲になり雨も降ってきます。生き物にとって天候の変化は必要で、仕方の無いことなのです。上手に付き合うことですね。

ゴルフのときに雨だからって、苛苛するのは体に毒です。
いくら怒ったところで雨は止まないし、前向きに考えることですよ。
最近、町の駐車場にも書いてあるじゃないですか「前向きに」って。
では、次回からお天気の話を始めます。
ホタル    





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